メキシコ2月22日報道のCJNG最高幹部死亡と各地の暴動 何が起きたのか、今後の見立ては

今回の件で、久々に新聞を(ネットで)いろいろ読みました。現地で確認できる報道をまとめてみました。

何が起きたのか


2月22日、軍などの作戦で、CJNG(ハリスコ新世代カルテル)の最高幹部ネメシオ・オセゲラ・セルバンテス(通称 El Mencho)が死亡したと複数の報道が出ました。作戦地はハリスコ州タパルパ周辺と伝えられています。突然のことで本当にびっくり。

この報道直後から、複数州で次のような事案が同時多発したとされています。
・車両放火
・道路封鎖(ナルコ・ブロケオ)
・商店やガソリンスタンド等への攻撃

グアナファト州では


州政府の発表では、州内の各自治体でFSPE(州治安部隊)・陸軍・国家警備隊・市警が連携して警戒と対応を実施し、
・複数名を拘束
・車両放火の未遂を複数地点で阻止
と述べています。

州内外メディアのまとめによると
・23自治体で、商店への放火や幹線道路の封鎖発生
・イラプアト、レオン、シラオ、モロレオン、プリシマ/サンフランシスコ・デル・リンコン等
・封鎖や放火が広域化し、交通と営業に影響

わが町も

わが町も午前中はまったくいつもと変わらない朝だったのに、次第にお店は次々に閉まり、物々しい雰囲気に。

月曜日は学校も休校になり、仕事も休み(自宅待機)になる会社が多かったようです。

メキシコ全体では


全国レベルでは、複数州で次のような被害が報じられています。
・道路封鎖
・車両放火
・コンビニ、薬局、ガソリンスタンド、銀行関連施設などへの攻撃

ロイターは、作戦の背景や死傷者にも触れつつ、各地で抗議・報復として放火や道路封鎖が起きたと報じています。

今後どうなる?各社の見通しは

短期 数日から1週間程度



・部隊増派、封鎖解除、逮捕が進むことで、広域の同時多発は落ち着きやすい
・ただし、沈静化しても完全に終わりではなく、散発的な報復が残る可能性がある

中期 数週間から数か月


・指導者死亡で権力の空白ができると、内部の主導権争い、分派化、他組織との縄張り争いで暴力が続く、または形を変える可能性がある
・El Paísは、個人の終わりと組織の終わりは別で、ボスがいなくなってもカルテルが終わるとは限らないという論調

生活と経済への影響
・ロイターは、短期は観光への打撃が目立ち、長引けば製造業、農業、物流にも影響が波及し得るという見方を紹介

・El Paísは、今回の件が政権の治安戦略に追い風になる面がある一方、報復と短期混乱というコストも伴う点を強調

ワールドカップに向けて


公式見解
・FIFA会長は、メキシコがW杯を開催できるという立場を明確にしている
・メキシコ大統領もリスクはない、保証はあると述べている

現実的な懸念

・スタジアム内警備そのものより、会場外の移動や都市機能が混乱するリスク
 道路封鎖、放火、公共交通の乱れが短期でも起き得る
・直近の混乱で国内サッカー日程が動いたことが、不安材料として触れられることがある

感想

いやーびっくりした。

もうこれに尽きる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました