メキシコでは毎月末の金曜日は学校が休みです。

メキシコでは、毎月1回、月末の金曜日になると学校が休みになります。
同僚から教えてもらったのですが、最初のころは、また休み?と正直驚いていました。

この日は、先生たちの会議と研修の日。
Consejo Técnico Escolar(CTE)=コンセホ・テクニコと呼ばれていて、日本でいう職員会議のようなものですが、聞くところによるとやり方がかなり違います。

日本で職員会議といえば、授業の後や放課後に会議をやるイメージではないでしょうか。(私の子供の頃の記憶)しかしメキシコでは授業を丸1日止めて、時間を全部会議に使います。

この日は生徒は休みですが、先生たちは出勤して、様々なことを話し合っているそうです。

例えば

・生徒の理解度や学習の進み具合
・問題のあるケース(学習の遅れや行動面)
・授業のやり方や教材の改善
・学校全体の計画の調整
・テスト結果の分析 などなど。


もちろん、学校によって差があって、しっかり議論しているところもあれば、形式的に終わる場合もあるようです。これは日本でも同じかと思います。

この制度、教師側の負担を考えると、個人的にはかなり合理的だと思います。

日本だと、授業はもちろん、そのうえで会議、プラス雑務で、先生の負担がかなり大きいというネットニュースをよく見かけます。教師になりたい人も減っているようなことも見たことがあります。
わたしも子どもの頃、職員会議の日は短縮授業になって嬉しかった記憶がありますが、その裏で先生たちはかなり忙しかったんだろうなと、今になって思います。

一方メキシコは、会議は会議でちゃんと時間を取る。なんか割り切っている。やり方としてはかなり極端ですが、その分、無理な残業は生まれにくいのだろうと思います。
実際にメキシコで教師の「ほぼ強制サービス残業」があれば、大規模なストライキが起こって、道路の封鎖なんか起きるんだろうなーと思うところです。

ただ、この コンセホ テクニコ で一番影響を受けるのは、私の友達も含めた親たちです。

特に共働きで子供が小さいと家に一人にするのも難しいので、親族に預けたり、どちらかが休んだり、なんとか対応しているのが現実らしいです。


ある程度の年齢になると子どもだけで留守番することもできますが、これは、メキシコ人の欠勤が多いのも納得というか。多世帯同居が多いのも、これまた納得。

毎月休みがあるなんて…いいなぁーーーと思っていましたが、教師の働き方や教育の質を考えると、こういう仕組みも一つのやり方なんだなと感じました。

日本とメキシコ、どちらが良いというより、「何を優先するか」の違いがよく表れている制度だと思います。

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