私がメキシコに来て見てみたかったものの1つが闘牛です。動物が殺される残酷なスポーツ?だということは認識していましたが、ただただ批判する前に実際に自分の目で見ておきたい、と思っていました。
「メキシコ 闘牛」で検索するとメキシコシティの情報がたくさん出てきたのですが、メキシコシティまで行かなくてもレオンで12月に開催されているタイミングがあり観戦してきました。
12月の夜。寒かった!!周辺にはPlazaへ向かう人がたくさんいました。仕事帰りにUberで会場近くまで行ったものの人混みでこれ以上近寄れないって言われて近くで降りましたが、ハットをかぶっている大量の人人人、みんな闘牛行く人だなってわかったので、この人の流れについていきました。
会場の手前の道ではざぶとん・帽子・ナッツ等が販売されていました。入場時に飲食物を回収されるため、長蛇の列で並んでいる間に食べきれる状態でない限り食べ物は買わないことをおススメします。
ただ私はそのことを知らずに、普通にカシューナッツを持って入っていたのですが何も言われなかったので、チェックは緩く またカバンの中まで確認されることもありませんでした。
電子チケットを見せて入場。私は前から数列目の1300ペソ位する席を予約していました。
しかし、その時間になるともう全ての階段が人だらけ。
入場列に並んでいた時に自分の前にいた2人組に、一緒に行こう!と言われ、よく考えもせずに付いていった私。彼らは最上段の一番安いチケットを持っていた人たちでした。
もうその人ゴミから自分の席を探すこともできず、彼らと一緒に最上段から観戦することに。しかしショーの最中もなかなかチケット代のことが頭から離れない。。。。。
寒いからまず温まろう!ということでテキーラを飲みつつ観戦開始。闘牛といえば赤の布のイメージがあったのですがピンクの布をヒラヒラさせていました。
前半は闘牛士は馬に乗りながら牛を徐々に苦しめていく。。牛の背中は血が流れているが、煽られてまた闘牛士に向かっていく。
後半は闘牛士も牛も両方が地面に立って(わたしが観戦前までイメージしていた闘牛)
そして牛が刺されるたびに、観客はOle!と掛け声をかけて盛り上がっていく。
闘牛士に殺された牛は馬に運ばれて(引き摺られて)退場⇒地面の整備⇒次の牛の紹介(体重等)⇒闘牛 の繰り返しで10頭分くらいはあったかな。
だんだん寒くなってきて歯がガタガタしてきたので、22時半頃に最後の1頭の途中で帰りました。
動物が殺されていくのを見て人が興奮している様子、私にはなかなか周りの人たちと同じ気持ちで盛り上がることは最後までできませんでした。バルセロナ他の都市で禁止になったのも理解できるし、闘牛を見て やるせないというか複雑な気持ちが大きかったですが、一度自分の目で見ることができて良かったと思っています。
周りで一緒に観戦した人たちによると、闘牛で亡くなった牛たちは、動物園の動物の食料になるとのことでした。なんでも人間が食べるには硬すぎるらしく。
1月から2月にかけてが一番たくさん行われているみたいです。
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