メキシコ職場事情:妊娠ラッシュに感じる文化の違い

メキシコ生活

若くして働き、若くして妊娠する文化に驚き

メキシコの職場は若すぎ?高校卒業後すぐ就職が一般的

メキシコに来て驚いたことの一つは、職場の年齢層の若さです。18歳で就職する人も多く、私の勤務先でも20代前半が大半。

大学に通いながら働くスタイルも一般的で、平日はフルタイム勤務+土曜日だけ大学というスケジュールの人も少なくありません。

理由:大学の授業が夜間や週末にも開講されている/家計を支えるために早期に就職する文化が背景にあるようです。


結婚・妊娠の早さにびっくり|20代前半でママが多数

さらに驚いたのが、妊娠のタイミング。私の体感では、職場で毎月誰かが妊娠している印象です。中には入社数か月で妊娠というケースも。

しかし、驚くべきはそれを誰も問題視しないこと。上司や同僚たちは自然なこととして受け入れ、明るく送り出します。

ちなみに:メキシコでは平均初産年齢が20代前半(日本は30歳前後)。この違いは文化だけでなく、経済的・制度的背景にも関係しています。

日本との比較

  • 日本では「入社すぐに妊娠」は陰で批判されがち
  • メキシコでは「個人の自由」として認識される

とはいえ、日本人の上司が戸惑っていたのも事実です。


若い出産=活気ある社会?

若いうちから働き、妊娠・出産も早いため、メキシコ社会は平均年齢が低く、人口ピラミッドも若年層が圧倒的。

出生率も日本より高く、2023年時点でメキシコの出生率は約1.9(日本は1.2前後)です。

このようなライフスタイルが社会構造や経済活力に与える影響も大きく、現地にいると日々その違いを肌で感じます。


「日本だったらこうなのに」「メキシコではこうなんだ」——この違いは良し悪しではなく、単なる文化の差。

現地で働くことでその違いに直面し、価値観が揺さぶられる瞬間こそが、海外生活の醍醐味だと感じています。


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