「ごますり」を意味するメキシコスペイン語表現まとめ
相手に気に入られようと過剰にお世辞を言ったり、機嫌を取ったりする行為を指す「ごますり」。
英語では kissing ass や brown-nosing と表現されますが、スペイン語にも似たニュアンスの言い回しが存在します。
メキシコでよく使われる表現を中心に紹介します。
lambiscón / lambiscona
メキシコで最も一般的な「ごますり」表現です。
男性には lambiscón、女性には lambiscona を使います。
くだけた会話から職場まで幅広く使えます。
例文: Ese tipo siempre es un lambiscón con el jefe.
(あいつはいつも上司にごますりしている。)
barbero / barbera
これもメキシコでよく使われるくだけた表現で、特に学生同士やカジュアルな職場で使われます。
「おべっか使い」という軽い悪口に近いニュアンスです。
例文: No seas barbero, deja de alabar al maestro.
(ごますりするなよ、先生を褒めちぎるのはやめろ。)
adular
少しフォーマルな場でも使える「お世辞を言う」という動詞です。
ビジネス文書やニュース記事などでも見かけます。
例文: Está adulando al jefe para conseguir un ascenso.
(昇進狙いで上司にお世辞を言っている。)
lamebotas / lameculos
直訳すると「靴を舐める人」「尻を舐める人」という強めの表現で、英語の bootlicker や ass-kisser に近いです。
スペインやラテンアメリカの一部地域で使われますが、かなり俗っぽく侮蔑的なので注意が必要です。
例文: Es un lamebotas, siempre está detrás del jefe.
(あいつはごますり野郎で、いつも上司の後をついて回っている。)
まとめ
- lambiscón / lambiscona:メキシコで最もポピュラー、汎用性高め
- barbero / barbera:くだけた会話向け、軽い悪口
- adular:フォーマルでも使える「お世辞を言う」
- lamebotas / lameculos:俗っぽく強い侮蔑、使用注意
使用頻度は少なめですが、メキシコで日常的に使うなら「lambiscón」と「barbero」が安全で使いやすいですね。
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