嫌われたくない!をスペイン語で言うには

スペイン語で「嫌われたくない」を自然に表現する方法

職場や人間関係でつい考えてしまう「嫌われたくない」という気持ち。好いてほしいという訳でもなく、ただ嫌いにならないでほしいという思い。自身が発言する発言というよりは、第三者について話す時に使うことが多いように思います。
特にリーダーや中間管理職は、時には厳しくしなければならない立場ですが、部下に嫌われたくなくて言うべきことを言えないこともありますよね・・・私は通訳をしなければならない時に、日本人上司からメキシコ人へ、割とよく出てくる表現です。
この記事では、スペイン語で自然に「嫌われたくない」を表現する方法と、実際の職場で使える会話例を紹介します。

嫌われたくない=No querer caer mal

スペイン語で「嫌われたくない」を表現するなら、caer mal(印象が悪い、嫌われる)を使うのが自然です。

  • No quiero caer mal. … 嫌われたくない
  • No quiero que me odien. … 憎まれたくない(強め)
  • No quiero que me tengan manía. … 疎まれたくない(スペイン寄り)

職場での人間関係なら、caer mal が最も使いやすい表現です。

部下に嫌われたくないから厳しくしない

A: Nuestro jefe casi nunca llama la atención.
B: Sí, creo que no quiere caerle mal a los subordinados, por eso no es estricto.

(訳)
A: うちの上司はほとんど注意しないね。
B: うん、部下に嫌われたくないんだと思う。だから厳しくしないんだよ。

嫌われることを恐れず、言うべきことは言うタイプ

A: Me sorprende cómo le habla directo al equipo.
B: Es que no le importa caer mal. Por eso siempre dice lo que tiene que decir.

(訳)
A: チームに対して、あんなにストレートに言うのはすごいね。
B: 彼は嫌われることを気にしないからね。言うべきことは必ず言うんだよ。

社員に嫌われたくないので通訳を通す

A: ¿Por qué siempre los comentarios difíciles los dice el intérprete?
B: Porque no quiere caerle mal a los empleados. Así evita confrontaciones directas.

(訳)
A: なんでいつも言いにくいことは通訳に言わせるんだろう?
B: 社員に嫌われたくないんだよ。直接ぶつかるのを避けてるんだね。

リーダーの心得を語る

A: Un líder tiene que ser firme a veces.
B: Claro. Especialmente los mandos medios tienen que aceptar que van a caer mal a veces.

(訳)
A: リーダーは時には厳しくしなきゃね。
B: そうだね。特に中間管理職は、上からも下からも嫌われるのが仕事みたいなものだよ

まとめ

「嫌われたくない」はスペイン語でno querer caer mal と表現します。
職場では「嫌われても仕方ない」場面も多く、特に中間管理職(mandos medios)には必須の心構えです。
会話例と一緒に覚えておくと、現場でも自然に使えますよ。

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