「おめでたい人」をスペイン語でどう表現する?
日本語で「おめでたい人」というと、本来は「お祝いする価値がある人」「幸せな人」というポジティブな意味です。しかし、皮肉として使われる場合は、「現実が見えていない」「都合よく物事を解釈する」「だまされやすい」といったネガティブなニュアンスになります。
例えば、「まだあの話を信じているなんて、本当におめでたいね」というように、相手をやんわりとバカにする場面で使われます。
スペイン語での表現
スペイン語で「おめでたい人」を皮肉として表す場合、次のような単語やフレーズがよく使われます。
- ingenuo / ingenua:純粋すぎる、世間知らず。
- iluso / ilusa:幻想を抱いている、現実が見えていない。
- crédulo / crédula:信じやすい、だまされやすい。
- vive en las nubes:直訳は「雲の中に住んでいる」=夢見がち、現実離れしている。
- muy optimista(皮肉として):前向きすぎて現実が見えていない。
使用例
¿Todavía cree que va a cambiar? ¡Qué iluso eres!
(まだ変わると思ってるの?おめでたいね。)
Eres demasiado ingenua para ese negocio.
(そのビジネスをやるには純粋すぎるよ=おめでたい人だね。)
このように、スペイン語でも日本語の「おめでたい人」と似た感覚で使える表現がいくつもあります。状況に合わせて使い分けることで、より自然な会話になります。
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