メキシコの停電事情:突然のブラックアウトに備える

メキシコ生活

メキシコの停電事情:突然のブラックアウトにどう備える?

メキシコで暮らしていると、突然の停電に遭遇することがあります。瞬停はしょっちゅう、10分以上の停止もけっこうあるように思います。今回は、私が実際に体験した停電の様子や、そこから学んだ備えについてまとめます。

細かすぎる停電範囲

奇妙なのは、停電になっている範囲がバラバラで、自分の家と隣の家は停電しているのに、向かいの家は普通に明かりがついている…とか、ある時は自分の家と隣の家は停電しているのに、道を挟んだ向かいの家は普段通り電気が使えていたということもありました。まるでピンポイントで停電しているような状況で、自分の家が対象になったときは、周りを心底うらやましく思います。

5時間、暑さとの戦い

これまで経験した中で一番長かった停電は、約5時間ほど。しかもそれが雨期前の暑い時期で、エアコンも扇風機も使えず、本当に辛かったのを覚えています。私は家の外に出て、うちわのようなもので仰ぎながら、どうにか暑さをしのいでいました。

気づけば、お向かいさんや近所の人たちもベランダや外に出て、同じように風に当たりながら過ごしていて、「ああ、こういう時は外のほうが涼しいんだな」と改めて実感。こういう場面で、ご近所づきあいの大切さを感じました。

冷凍庫の悲劇

ある時、30分ほどの停電があった後、「復旧した!」と思っていたら、実はブレーカーが落ちていたままだったことがありました。私はそれに気づかず、しばらく冷蔵庫が止まっている状態が続き、冷凍庫の中身を全滅させてしまいました…。

一番困るのは

ライトは非常灯があれば問題ないし、パソコンやスマートフォンも充電さえしておけばそこまで困りません。ネット繋がらないので、もともとパソコンはほぼ使えないし、スマホもデータ消費したくないし控えめになっちゃいます。

一方、冷蔵庫や冷凍庫は電源が落ちるとすぐに影響が出るため本当に厄介です。特に冷凍庫の中身は一度溶けると再冷凍できないので、ダメージが大きいです。

ご近所さんの謎のネットワーク

停電時、ご近所さんの誰かが「あと30分くらいで復旧するって」と教えてくれたこともありますが、私は「それ、どこからの情報…?」と内心とても気になりました。メキシコでは、こういう情報もご近所ネットワークを通じて入ってくることが多いようで、日ごろのつながりって本当に大切だと実感します。

停電に備える

  • スマートフォンやパソコンはこまめに充電しておく
  • 懐中電灯や非常灯はすぐに使える場所に置く
  • 冷凍庫の中身は詰めすぎず定期的に確認
  • 停電後はブレーカーの確認を忘れずに

まとめ:慣れてきたからこそ気をつけたい

メキシコで生活していると、停電は「たまにあるもの」として受け入れる必要があります。でも、その中でもできる対策はあるし、ちょっとした心がけで被害を減らすことができます。これからも備えを見直しながら、うまく付き合っていきたいところです。

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