6月に毛布を引っ張り出すとは思わなかった話【メキシコ】

メキシコ生活

メキシコって年中暑いんじゃ・・・?

サボテン 砂漠 灼熱の太陽・・・メキシコって、暑い国――そう思っている人、多いんじゃないでしょうか。実は私もそうでした。イメージばかりが先行していて、まさか6月に寒さで目が覚めるとは思ってもみませんでした。

急激な寒暖差

5月から6月の前半までは、本当に暑いです。毎日カンカン照りで、最高気温は36~37度、朝や夜でも15~17度くらい。今年もとにかく暑くて、日中も夜もずっと気温にやられていました。

日本もこの時期は梅雨前のジメジメした暑さが始まる頃だと思いますが、ここバヒオ地区では、6月後半に入ったあたりから急に様子が変わります。毎日毎日、雨。しかも驚くことに、蒸し暑くないんです。むしろ、寒い。

朝や夜は本当に冷えて、あまりの寒さに目が覚めることも。つい先日、夏の間片付けていた毛布を押し入れから引っ張り出して、昨日の夜からまた使い始めました。それくらい冷え込んでいます。急に気温が冷えるので、毎年準備不足のままこの時期を迎えてしまいます。先週までの最低気温が、今週の日中最高気温になるなんてこともあります。

こんな風に季節がガラッと変わることに、メキシコに住み始めてしばらく経った今でも驚かされます。もちろん、国土が広いので地域差が大きいと思いますが、「メキシコ=暑い国」という思い込みは1年目の6月に完全に覆されました。

日本との大きな違い:雨の日の道路事情

そしてもう一つ、雨のシーズンで日本との大きな違いがあります。

それは、雨の日の道路状況。

日本の道路って、水はけが本当に良いんだな…と、メキシコに来てから実感しました。こちらでは、雨が降るとあちこちに大きな水たまりができてしまいます。歩くと避けきれないし、車も泥だらけ。
対向車がバシャーっと水を跳ね飛ばしてきて、こちらもびしょ濡れになるなんてことも日常茶飯事。雨の日は「汚し合い」みたいな光景も見かけます(笑)
駐車場をあるいている短い間でも、水たまりと車に跳ねられるので膝から下がびっしょびしょになってしまうことがあります。

日本との違いそのⅡ:傘を使わない!!!!!

雨の日、本当にみんな傘をささないです。
だけど、ごみ袋に穴をあけてかぶっている人を見かけることもあります。
傘自体もあまり売っていなくて、初年度は傘を手に入れるのに苦労しました。
Walmartに売ってなくて~って話を同僚にしていたら、笑われました。同僚曰く、Walmartじゃ売ってないよ。欲しいならもっと個人の小さいお店に行かなきゃ!と言われたんです。

こうして気温も天気も、さらにはインフラの違いまで肌で感じながら、メキシコでの生活を楽しんでいます。

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