日本人が戸惑うメキシコ生活の文化ギャップ6選とその対処法
メキシコ生活にも慣れてきたと思っていたある日、ふと感じた「これだけは未だに慣れない…」。この記事では、日本人の私がメキシコで経験した“ちょっとしたストレス”を6つ紹介し、それぞれに対する対処法や考え方のヒントもあわせてお伝えします。
スタバで感じる“扱いの差”
メキシコ人の友達と一緒に行くと笑顔でスムーズに対応してくれるのに、自分ひとりで行くとオーダーが通っていなかったり、名前を呼ばれないことが多々あります。
なぜ起きる?
語学力というより、店員の「態度の差」が大きい印象。メキシコでは“身内優先”の文化もあり、外国人には距離を取る傾向もあるのかもしれません。
対処法
- 注文時に「¡Hola! ¿Cómo estás?」と明るく挨拶
- 「¿Me puedes ayudar, por favor?」と丁寧に聞く
- 同じ店舗に通い、顔見知りになる
クラクションが日常すぎる
ただ道を歩いているだけなのに、車から「プッ」と鳴らされることがあります。特に女性に対する軽いアピールや挨拶の場合が多いです。
対処法
最初はびっくりしましたが、いちいち反応しないのが一番。スペイン語ではこう言います:
“No le hagas caso.”(気にしないで)
値段がどこにも書いていない
美容院・マッサージ・病院などのサービス業では、SNSやHPに料金が載っていないことが多いです。問い合わせないとわからないのが常識です。
対処法
事前にDMやWhatsAppで質問するのが一般的。
例文:「¿Cuánto cuesta el servicio de corte de cabello?(ヘアカットの料金はいくらですか?)」
業者が“汚して帰る”
作業後にゴミや飲み物の空き瓶がそのまま…。冷蔵庫修理やガス点検後に「片付ける」という概念があまりないことも。
対処法
事前に「Por favor, ¿puedes limpiar después del trabajo?」と伝えるだけで対応が変わることもあります。
掃除業者でも“逆に汚される”ことが
掃除代行を頼んだのに、床が逆に汚れていたという経験も…。悪気はないのかもしれませんが、残念な気持ちに。
対処法
- 信頼できる口コミ付き業者を使う
- 事前に希望の箇所・重点ポイントを伝える
家の備品を勝手に使われる
モップ、脚立、バケツなどを当然のように「借りますね」と言われることがあります。
対処法
「持参が必要な道具がありますか?」と事前確認がおすすめ。スペイン語では:
¿Necesitas traer tus propias herramientas?
おわりに|文化の違いに疲れたら
こうした「小さなズレ」は、海外生活で誰もが経験するもの。ですが、対処法を知ることで少しずつストレスは減っていきます。
完璧を求めすぎず、「こういう文化なんだな」と割り切ることで、気持ちが楽になることもあります。この記事が、同じように海外で戸惑っている方の参考になれば嬉しいです。
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