ガイドには載らないメキシコ生活|銃声で目覚めたある夜の記録

メキシコ生活

【実体験】メキシコ生活で初めて銃撃事件に遭遇した夜

2024年4月13日、土曜日の深夜。
週の中でも2番目に好きな「土曜の夜」が、まさかの出来事で一変しました。


その時、何が??

午前3時15分ごろ、「バンバンバン、ドンドンドン!」という爆音で目が覚めました。
最初は何の音かわからなかったのですが、しばらくしてピストルの音では?という予感がしてきました。

その音は、まるで子供の頃の運動会で聞いた号砲のような鋭さ。
続けて30発以上の銃声が鳴り響き、違う種類の銃声も混じっていたように感じました。

やがて、ブーン…という車が去っていく音が聞こえ、周囲の犬たちが一斉に吠え出しました。


固まる身体、思考停止のままベッドの中

あまりの出来事に、私はベッドの上で動けずに固まっていました。
ただただ心臓がバクバクして、何も考えられない。

数分後、外から人の声が聞こえたので窓からそっと覗いてみると、警察がすでに現場に到着していました。

立ち入り禁止テープが貼られていた場所は…なんとすぐ近所。家からわずか4軒先の範囲にテープが張られていたのです。


翌朝、現場を見に行った

朝になっても落ち着かず、通勤途中に現場を見に行きました。
そこは普段から通っている、あまりにも“いつも通りの道”。

近所の人の話によると、撃たれた家にはその晩は誰も住んでおらず、被害者はいなかったとのこと。
ただ、その家の住人は普段からあまり近所と交流がなく、詳細は不明だそうです。


現場の様子:壁の穴、チョークの印、割れたガラス

撃たれた家の壁には無数の弾痕が。端から端まで狙われたことが一目でわかるほど。

ガラスはバリバリに割れ、地面や壁にはチョークのようなもので丸印が記されていました。

不思議だったのは、その家が隣家と見た目がそっくりで、ほぼくっついているのに、“完全にその家だけ”が狙われていたという点。


まとめ:メキシコ生活で感じた「本当にあった怖い夜」

一晩中、緊張で眠れず、イヤホンで音をシャットアウトしてなんとか朝を迎えました。
これは旅行ガイドには書かれていない、「メキシコ生活のリアル」です。

事件の背景も、犯人も、真相はわかりません。
でも、家のすぐ近くで実際に銃撃が起きた――その現実が、今も心に残っています。


※この記事は筆者の個人的な体験と感想を元に書かれています。地域や時期によって治安状況は異なります。

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